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マザーテレサの娘さん

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「マザーテレサの娘さん」と言うと、なんだか変な感じですが、先週の日曜日、中島町教会で「マザーテレサの子と呼ばれて」という本を出版されている工藤朋子さんという素敵な女性にお会いすることができました。
 工藤さんは元歌手で、昔々はお家に藤圭子が宇多田ヒカルを連れて遊びに来て、朝まで麻雀をしたり‥という破天荒な生活をしていたのだそうです。3歳でお母様に捨てられる(そう思い込まれたのでしょうが‥)など、小さいときから、さまざまな苦労をなされて、「5度も自殺未遂を謀ったことがあるの」。今でこそ明るくおっしゃられますが、1988年、インドのカルカッタで、あのマザーテレサと出会ったことで、生き方が180度変わったようです。
 当時、80歳近くのとても小さいおばあさんで、象のような優しい目を持ったマザーに、頭に手を置いてもらい「God bless you」と祝福を受けた途端、工藤さんは、思わず、小さな子どものようになって、「マザー、マザー、お母さん!」とマザーテレサにしがみつき、一緒にいた実の娘さんと二人で声をあげて泣いたのだそう。そんな工藤さん母娘をマザーはしっかりと抱きしめ、「悲しい事があったら、ここに帰ってきなさい。ここは貴方たちの家だから」と言ったそうです。
 それから母娘2人のインド通いが始まり(もちろんマザーの関連施設でのボランティア活動のために)、何年か後には、ちょっと普通なら考えられないことなのですが、2人はあのマザーに“代母”(
カトリックの洗礼を受ける時に証人として必要な、宗教的な保護者)になってもらって、洗礼を受けます。そうした彼女の生きてきた道、そしてマザーへの変わらぬ思慕を綴ったのが「マザーテレサの子と呼ばれて」という本です。
 マザーも工藤さんもクリスチャンネイムはテレサ。テレサは英語で、フランス語ではテレーズ、スペイン語ではテレジアと発音し、いずれも、1873年、フランスのリジューに生まれた「小さき花の聖テレジア」と呼ばれる聖女にちなんでいます。何を隠そう、私も洗礼名はテレジアで、「ともこ」という名前も工藤さんと同じ。「この機会に、ぜひお会いしたら」とある方に勧めていただいて、お話することができたのですが、またもや(仕事を辞める前後の、この半年間に数々のそういうことがあったので‥)、カトリックでいうところの聖霊の導きとしか思えないような、不思議なご縁を感じました。写真はちょっと恥ずかしいですが、退職後急速にぷっくりとしてしまった私(右)と、優しい笑顔の工藤さんです。ちょうど教会の前の司祭館にマザーテレサの写真と言葉が飾られていたのでその前で撮らせていただきました。時にはやっぱり、記念写真も想い出になっていいものですね。
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by hirotomo0301 | 2011-09-15 08:00

21年間続けた一地方紙の記者の仕事から足を洗い、2カ月半の世界13カ国周遊1人旅から帰ってはや半年。過去の日々を振り返りつつ、次の一歩を模索していきます。


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