my very precious days ーHIROSUE TOMOKO

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しばしの別れ

 とうとう、約2カ月半の世界旅行(といってもアメリカとヨーロッパとイスラエル)への出発日があさって土曜日に迫りました。荷物は完璧‥と言いたいところですが、スーツケースにとりあえず積み込んだくらい。まだまだここから要らない物を減らしたり、絶対持っていかないといけないものを確かめて入れ直したりの作業が残っています。
 
 なのですが‥。とりあえず、今日(木曜日)は1日、会社の元同僚とランチやお茶をしたり、私の今回のアメリカ、ベルギー行きにたくさんの協力をいただいた方々に挨拶に行き、向こうで会う予定の皆さん(ハワイのマックス君や新也君、ガイドのみきさんやかすみさん、そしてベルギーの病院で待っていてくださるマリアさんら‥)へのメッセージを預かったりしてきました。そうやって、みんなといろんな話をしているうちに、ほんとにしばらく、この高知を離れるんだなあ、もしかして、もう帰れないかも‥なんて思ったりして、なんだか少し淋しいようななんとも言えない複雑な気持ちになりました。
 
 ともあれ、まずは県立坂本龍馬記念館の20周年企画「『風になった龍馬』アメリカフォーラム同行ツアー」が待っています。これはもちろん単なる観光旅行ではありません。坂本龍馬の9代目の子孫に当たる坂本登さんや、勝海舟の5代目の高山みな子さん、それに県内の選ばれた高校生らを中心とするメンバーがハワイとニューヨークでフォーラムを行い、龍馬が生涯をかけて後世に託したメッセージである、自由と平等の大切さ、つまりは一人一人の命の大切さを、今を生きるアメリカの人たちに伝えよう、という壮大な企画です。一緒に行くのは、一般の龍馬ファンも含めた総勢37人ほど(ちなみに“愚娘”と“愚母”もいます)。ニュースで見聞きする限り、いま、日本以上に混沌とした社会情勢にあるアメリカの人々の心に、高知から乗り込んで来た「龍馬一座」の熱い思いがどこまで響くのかー。結果は未知数ですが、同行者の1人として、どんな形であれ、何か一つでも、彼らアメリカの人たちに強い印象を残し、私たち高知から参加した一人一人にも一生の財産となるものが得られればなあ、と願っています。

 私は1人、みんなとは別の飛行機で行きますが、9日にホノルル入りするのは一緒。11日にオバマ大統領の出身校であるプナホウ・スクールとハワイコンベンションセンターでフォーラムを行った後(私たちは見るだけ?ですが)、13日にニューヨークに渡り、14日にマンハッタンにある「ジャパン・ソサイエティー」のホールなどでフォーラムをしてフィナーレを飾る予定です。10日間のアメリカ横断ツアー。37人のメンバーは、私を含め、それぞれにとことん個性的な“海千山千”の人たちですから、なかなか、大変なことになりそう。向こうでのフォーラムの様子などは随時、高知新聞でも掲載される予定ですから、どうか皆さん、注目していてください。

 そして、ツアーの一行は16日にニューヨークから帰国。ここで私は1人分かれ、今回の旅のいちばんの目的地であるベルギーに向かいます。ブリュッセルの空港には、昔、高知で暮らしていたことがあり、デルちゃんとは最後まで文通していたデフロイト神父様が、迎えに来てくださっているはず。そこからは、行き当たりばったりの旅になる気配が濃厚ではありますが、ブリュッセルを拠点にベルギー全土はもちろん、フランスやイギリスなどユーロ圏をゆっくり列車で回ったり、11月初旬には10日間のイスラエル巡礼にも参加したり‥と、失業したばかりの今でしかできない、ぜいたくな旅をのんびりと続ける計画です。

 そんなに長くいることにしたのは、クリスマスを本場?で迎えるという夢を叶えるため。一瞬、ベツレヘムでクリスマスを、とも考えたのですが、今のパレスチナ情勢をかんがみてそれは諦めました。ですからたぶん、クリスマスはブリュッセルで迎えることになるかな。デルちゃんの本に書かれていた、子ども時代の幸せなクリスマスを思い描きつつ、いつにない厳粛な気持ちでミサに与ることになりそうです。
 
 そんなふうにいろいろ考えると、やっぱりすごく楽しみなのですが、反面、心細さはぬぐえません。留学経験ももちろんなし、海外に長くいたのは取材でドバイに3週間いたのが最高。たった1人でそんなに長く海外で過ごすのは初めてなので、我ながらほんとに大丈夫かな‥と。ただ、いろいろな経験はもちろん、日本にいては感じることのできない、さまざまな感情が心に起こってくるでしょうから、その思いを大切に書き留めてこれからに生かしていきたいと思っています。
 それにしても、ほんとに帰れるのかなあ‥。まあ帰れなければ、その時は、その時。すべては神様の御旨のままに。
 
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最後に、写真はどれにしよっかな‥と思ったのですが、一昨日、龍馬記念館の屋上から、「これが見納めかも‥」と思って撮ったおらんくの太平洋を。
というわけで、高知の皆さん、しばしのお別れです。なんとか一応生きて元気に帰ってくるつもりなので、皆さんも元気でいてくださいね。人気ブログランキングへ
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by hirotomo0301 | 2011-10-06 22:19

21年間続けた一地方紙の記者の仕事から足を洗い、2カ月半の世界13カ国周遊1人旅から帰ってはや半年。過去の日々を振り返りつつ、次の一歩を模索していきます。


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