my very precious days ーHIROSUE TOMOKO

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Fr.Damianのいる教会

 到着初日の昨日、ハワイでは日曜日だったので、夕方のミサに与りに教会に行ってきました。昼間、マキキ教会の礼拝には出たのですが、せっかくハワイに来たのなら、どうしても行きたい教会がもう一つあったのです。
 それは、ベルギー出身のFr.damian(1840〜1889年)ゆかりのカトリック教会。Fr.damianはベルギー出身で24歳の時、宣教師としてハワイに派遣され、ハンセン氏病の隔離地であったモロカイ島のカウウパパで生涯を捧げた有名な神父さまです。私は恥ずかしながら、ついこの間まで知らなかったのですが、デルちゃんの本を読んでくださったヨース先生が「なんか、デルちゃんの生きてきた道を考えると、同じベルギー出身のダミアン神父のことを思い出しますね」と言われたのがきっかけで、どんな人なんだろう‥と思い、少しだけ調べてみたのです。
  ハンセン氏病はもちろんうつる病気ではありませんが、Fr.damianは彼らのために学校や病院を建てて献身的に尽くした結果、自分も同じ病気に感染します。そして、それを「今までは『あなたたち懶患者‥』と言わなければいけなかったが、これからは『われわれ懶患者は‥』と言える」と喜んで受け止めたそうです。
 本当なら、彼が生涯のほとんどを過ごしたモロカイ島に渡りたかったのですが、時間の都合で今回は諦め、ホノルルにある、お骨の一部が展示されている教会へ。そこにもマキキ教会の信者さんで、ガイドのみきさんが、わざわざ連れて行ってくださりました。
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聖堂は外から見るよりも、中が荘厳で立派なのにびっくり。Fr.damianのお骨はガラスケースの中のきれいな木箱に入れられ、上には、眼鏡を掛けた優しい彼の顔写真が飾られていました。その顔をよく見ると、あばたがたくさんあり、ハンセン氏病特有の皮膚をしているようでした。それでもとっても幸せそうなお顔をされていました。
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Fr.damianは2009年に列聖(ローマカトリック教会から聖人として認定されること)されましたが、その際、「あらゆる種類のはじき出された人たち、すなわちエイズなど治りにくい病気の患者、見捨てられた子どもたち、将来の見えない若者、搾取される女性、放置される高齢者、抑圧される少数者の声」が評価されたと、ある記事には書いてありました。
 この日のミサは、2日前に東京でゴーセンス神父さまがなされたミサと同じ聖書の箇所が朗読され
たようで、英語は分からない私ですが、なんとなくここを言っているのかな‥ということは分かりました。カトリックのミサは全世界ほぼ共通の流れで進むので、どこで参加しても、そこにいる人たちと同じ気持ちで祈ることができます。ここの教会だけかもしれないですが、日本と違ったのは、説教のし方。席が両側にあるためか、神父さまは中央に立ち、前を向いたり、後ろを向いたり、360度、ぐるぐると回りながら、会衆に向かって迫力満点に話しかけられるのです。私も英語がもう少しでも分かればなあ‥とつくづく残念に思いました。なんだか、Fr.damianに見た目もそっくりな、優しそうな眼鏡を掛けた神父さまでした。a0230008_1415215.jpg
今日は1日自由時間で買い物をしたり、娘がビキニを買ってワイキキビーチで泳ぐのを眺めたり。明日はいよいよ、龍馬フォーラムの本番です!ではでは‥.
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by hirotomo0301 | 2011-10-11 14:17

21年間続けた一地方紙の記者の仕事から足を洗い、2カ月半の世界13カ国周遊1人旅から帰ってはや半年。過去の日々を振り返りつつ、次の一歩を模索していきます。


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