my very precious days ーHIROSUE TOMOKO

hirotomo26.exblog.jp ブログトップ

プナホウスクール

ハワイ時間の10月11日。“龍馬一座”がアメリカで始動しました。
1回目のフォーラムが行われたのは、オバマ大統領が小学校5年生から高校を卒業するまで通った、ハワイの名門校、プナホウスクール。今回のツアーを決断した森健志郎龍馬記念館館長が、龍馬の精神を発信するために絶対に外せない場所として選んだのがこの学校でした。オバマ大統領の出現は、アメリカが人種差別の壁を一つ超えたことの証であり、つまりそれは、世界が宗教も人種も、大国も小国も関係なく、地球規模で物事を考える時期がきたことを象徴しているーというのが館長の思い。その流れからして、最初のフォーラムはオバマさんの出身地であるハワイで行い、是が非ともプナホウスクールを訪ねることを目標に据えたのです。
a0230008_8105668.jpg

 思えば、今年1月、ツアーの準備のため初めてハワイを訪れた前田由紀枝学芸員から、興奮気味に、「まさにハワイっていう場所にある、とてつもなく広い学校なが!」と報告を受けていたのですが、ホテルからバスで半時間ほどの高台にある学校は、想像以上の広さで、一体どこが入り口なのか検討もつかないほど。1月に前田さんが訪ねた時は、ここプナホウでフォーラムを行うため、誰を頼ればいいかも全く白紙の状態。高知とゆかりの深いマキキ聖城基督教会の仲介でやっと話に乗ってくれる先生が見つかったものの、この高台の学校までたった1人歩いて訪ねたという彼女の苦労が今更ながらにしのばれました。前田さんは3月にも再び同校を訪れ、その熱意に動かされた学校側が一行を受け入れ、日本語を学ぶ高校生たちの特別授業の位置付けでフォーラムを開く事ができたのです。
a0230008_8123572.jpga0230008_1121167.jpg
 初めての本番に、館長をはじめ、龍馬の9代目の坂本登さんや勝海舟の子孫の高山みな子さん、ジョン万研究家の北代さん、そして県内の高校生を代表して登壇する3人の女子高生らはかなり緊張している様子。授業は大学の階段教室のようなホールでクラシックギターデュオ、いちむじんの演奏で静かに始まり、私たちただ見ているだけのメンバーも手に汗を握って見守りました。迎えるプナホウの高校生には、5世や6世の日系人が多く、興味津々で聞き入っているのが分かりました。3人の先人の中で、彼らがいちばん知っているのはやはりジョン万とのこと。龍馬や勝海舟については、この日のために、龍馬伝のDVDを2回分ほど見て学習したそうで、その先祖はどんな人なのか、何を伝えにプナホウに来たのか、一生懸命に理解しようとしてくれているようでした。
1時間半ほどの授業の後は、ツアーのメンバー2、3人にプナホウの学生1人がついて、キャンパス巡りに連れて行ってくれました。私の案内役はお父さんが日系4世、お母さんが3世というケイトさん。ほんとなら、片言でもなんとか英語でコミュニケーションを取りたいところでしたが、「学生の勉強のためできるだけ日本語で話してください」と言うことで、普通に日本語でおしゃべりしながら広—い構内を歩きました。
高知の小さな学校が100個は入りそうな敷地に、いくつもの図書館や体育館、陸上競技場‥。緑の芝生が広がる中、かわいい花を付けたハワイ特有の大きな木がそこかしこにあり、木陰では小さい子から大きな子までが笑顔で戯れている姿が。サンドイッチを食べながらお喋りしている女の子たちもあれば、ごろんと横になってパソコンをいじっている子も。聞けば、お昼休みなどは特になく、いつ食べてもいいそう。とはいえ、みんながそれぞれに学習のプログラムを組んで勉強する時はしっかりとしているようで、日本の学校にはありえないような自由な雰囲気があふれていました。
写真の広場はオバマさんもバスケットをして遊んだ場所だそうです。
a0230008_11181427.jpg

 一行を感激させたのは、案内してくれた子たち全員がメンバー一人一人のためにおにぎりやサンドイッチなどのお弁当を用意してくれていたこと。お昼はレストランに行くことになっていたのですが、もちろん、みんな食べ過ぎをおそれることなく、残さずおいしくいただきました。
 楽しい交流のひとときはあっという間でしたが、プナホウの高校生と高知の高校生たちとの間に芽生えた友情はずっと続いていくことと思います。前田さんとピーターソン弘美先生のきずなもがっちりと強まり、高知での再会を約束してバスは学校を後にしました。
a0230008_816570.jpg

人気ブログランキングへ
[PR]
by hirotomo0301 | 2011-10-14 08:16

21年間続けた一地方紙の記者の仕事から足を洗い、2カ月半の世界13カ国周遊1人旅から帰ってはや半年。過去の日々を振り返りつつ、次の一歩を模索していきます。


by hirotomo0301
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite