my very precious days ーHIROSUE TOMOKO

hirotomo26.exblog.jp ブログトップ

灯台のような聖母子像

 オブレート会の創立者、ウジェーン・ド・マズノ師が1800年代につくった、マルセイユの丘の上に立つ教会、ノートルダム・ド・ラ・バジリカ聖堂まで、とうとう行くことができました。
a0230008_55756100.jpg

 黄金のマリア様は、しっかりと小さなイエズス様を抱き、神々しいまでに輝いていました。この母子像なら、遠く、地中海の上から見ても、きらきらと光って灯台のように見えることでしょう。ちょっと自由の女神みたいですね。船でヨーロッパを離れる宣教師たちは、この聖母子像が見えなくなるまで見詰め続け、故郷に別れを告げたようですが、マリア様の方でも、遠く海を渡っていく宣教師たちを我が子のようにずっと優しく見守り、彼らが使命を果たすよう祈り続けたことと思います。
a0230008_5593695.jpg

 教会の中は1階が比較的小さなお御堂があり、ここにも中央の祭壇にはキリストだけでなく、聖母子像が。こちらのマリア様は少しオリエンタルな雰囲気。入り口付近には銀色の像もありました。
a0230008_682920.jpg
a0230008_610818.jpg

 2階の大聖堂に上がってまたびっくり。ビザンチン様式?なのでしょうか。ベルギーやイタリアなどの荘厳な教会とはまた違う、ものすごくきらびやかな装飾が全面に施されています。それに、宗教画よりも船の絵が多く、船をかたどったモビールのような飾りが吊り下がっているのにも驚きました。やはり、ここはヨーロッパの人たちが、航海の無事をマリア様にお祈りしに来る教会という意味合いが強いのだと思います。カトリック教会にしてはとても珍しいのではないでしょうか。
a0230008_6184181.jpg
a0230008_6173375.jpg

 そして、なんといってもすごいのは、360度パノラマの素晴らしい眺め。教会のゲートを出たとたん、まぶしい地中海の太陽と海が目に飛び込んできます。
a0230008_6243412.jpg
a0230008_6225961.jpg
a0230008_6212358.jpg

 海の向こうに浮かんでいる島は、「モンテ・クリスト伯」の主人公が無実の罪に問われて閉じ込められた、イフ島だそうです。それにしてもこんな絶景に立つ教会は、世界の中でもあまりないのでは?
 失礼ながら、マズノ師とオブレート会の偉大さをあらためて感じることができました。
次の写真がそのマズノ師の像です。
a0230008_6313074.jpg

 今日は、なんとデルちゃんの誕生日。2年前、あの小さな家に、誕生日のプレゼントを持って行った日に、少し淋しそうにされていて、でもすごく喜んでくれたのを思い出します。そんな日にこの場所を訪れることができたことを、本当に奇跡のように思いました。明日は朝頑張って早く起きて金曜日のミサに与ってこようと思います。
a0230008_6352125.jpg

人気ブログランキングへ
[PR]
by hirotomo0301 | 2011-10-28 06:41

21年間続けた一地方紙の記者の仕事から足を洗い、2カ月半の世界13カ国周遊1人旅から帰ってはや半年。過去の日々を振り返りつつ、次の一歩を模索していきます。


by hirotomo0301
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite