忘れ難いマケドニア
一夜明けたマケドニア。朝の広場は、やっぱりきれい。大きな国旗の向こうに、巨大な馬に乗った騎士?の銅像がそびえ立ち、遠くの山の上には十字架が見えて。なかなか他のヨーロッパにもないような眺めだと思います。
この広場の手前にストーンブリッジがあります。こちらの方は、「これなんてnew brigeだよ」と言っていましたが、いやいや私には十分old brigeに見えました。のんびり釣りをしているおじさんは本物、真ん中の飛び込もうとしている女の子は、あれも銅像なんですよ。
橋を渡った向こう側のold townも少し歩いてみました。橋のたもとには馬が変な銅像も。丘の上には古い城跡?が。マケドニア正教の教会も幾つかありました。
古いショッピングストリート?は日曜日でほとんどの店がお休みのようでしたが、赤煉瓦の崩れかけたようなお店が古ぼけたショウウインドウに商品を並べていて、街全体が不思議にエキゾチックな感じ。幾つかあるお土産屋さんには革靴?のお土産がいっぱい吊り下げてありました。この辺りの名産なんでしょうか。
ほかにも、かわいい絨毯のお店や、マケドニアンファッション?のお店も。
でも私が買ったのは、やっぱり屋台の十字架グッズ。ゆうべ、きっかり500デナリ(800円ぐらい)だけ下ろしていたので、絵はがき数枚と合わせてきっちり使い切りました。屋台のおじさんは、私がカトリックと知ると、やっぱり手を差し出して来て、「自分たちはマケドニア正教だけど、同じクリスチャンだ」と言って、おまけにマリア様グッズをくれました。
◇◇ ◇◇
そして、ホテルに午後1時きっかり、タクシードライバーのアレクサンドル・サショーさんが迎えに来てくれました。夕べ、駅で会い、テサロニケ行きの汽車もなく、バスも日曜日は休みで月曜日も朝6時のしかないことを知ってがっくりしていた私に、「自分ならタクシー会社の決まりだから95ユーロはもらうけど、日曜日でもいつでも3時間もかからずにテサロニケまで行く。もう一晩スコピエで泊まることを考えたらそっちの方がずっと得だと思うけど」と強引にではなく、真摯に声を掛けてきてくれた彼としばらく話し、私もその方がいいかと思って約束していたのです。最初はいわゆる「ぼったくり」かと思ったのですが、話しているとそういう感じはせず、誠実そうな方だったのでこの際、賭けてみようかと(いつでも、誰でも簡単に信用しているわけではないんですよ、念のため)。
結果はたぶん、正解。汽車やバスの長旅のように疲れず、サショーさんといろんな話をしながら快適にハイウェイを一路ギリシャに向けてドライブできました。
サショーさんはなんと私と同じ1968年生まれ。しかも私より3カ月も若いことが分かってちょっとショック。奥さんは裁判所の仕事かなにかをされていて、18歳と12歳の息子がいるそう。普段は24時間働いているけれど(たぶんジョーク)、毎年、夏には1週間くらいバカンスを取って家族と旅行に行くそう。彼もマケドニア正教で、カトリックとの違いはクリスマスイブが12月24日じゃなくて、旧暦で祝うので来年の1月7日なのだそうです。
最高のドライブ日和。青空の下、白い岩山の続くところを抜けると平原が広がり、やがて国境へ。サショーさんがいてくれたおかげで、すんなりとパスポートチェックもクリアし、無事、ギリシャ側へ渡りました。ギリシャには道のはしばしに小さな小さなギリシャ正教のお聖堂?が。
よく分かりませんが、やっぱりギリシャ正教もマケドニア正教もカトリックも違いは「little bit」なのでしょうか‥。
2時間半も走るともうそこはテッサロニケ。夕陽がとてもきれい。ホテルの前まで送ってくれたサショーさんとお別れをしました。
私がアテネまでの中継点にテッサロニケを選んだのは、ちょうど行きやすそうというのもあるけれど、やはり新約聖書の中に「使徒パウロのテサロニケの信徒への手紙」という書簡があるように、私にとってはなじみの深い名前の街だから。キリストの教えを世界に広めた使徒パウロがイスラエルから海を越え、伝道に渡った地だからです。ギリシャの鉄道は国内はまだ走っているそうで、明日は午後、アテネまで行きますが、少しでもテサロニケの雰囲気も味わいたいと思っています。
☆☆今日は、写真のアップロードが比較的スムーズだったので、いっぱい載せ過ぎてしまいましたね><
この広場の手前にストーンブリッジがあります。こちらの方は、「これなんてnew brigeだよ」と言っていましたが、いやいや私には十分old brigeに見えました。のんびり釣りをしているおじさんは本物、真ん中の飛び込もうとしている女の子は、あれも銅像なんですよ。
橋を渡った向こう側のold townも少し歩いてみました。橋のたもとには馬が変な銅像も。丘の上には古い城跡?が。マケドニア正教の教会も幾つかありました。
古いショッピングストリート?は日曜日でほとんどの店がお休みのようでしたが、赤煉瓦の崩れかけたようなお店が古ぼけたショウウインドウに商品を並べていて、街全体が不思議にエキゾチックな感じ。幾つかあるお土産屋さんには革靴?のお土産がいっぱい吊り下げてありました。この辺りの名産なんでしょうか。
ほかにも、かわいい絨毯のお店や、マケドニアンファッション?のお店も。
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そして、ホテルに午後1時きっかり、タクシードライバーのアレクサンドル・サショーさんが迎えに来てくれました。夕べ、駅で会い、テサロニケ行きの汽車もなく、バスも日曜日は休みで月曜日も朝6時のしかないことを知ってがっくりしていた私に、「自分ならタクシー会社の決まりだから95ユーロはもらうけど、日曜日でもいつでも3時間もかからずにテサロニケまで行く。もう一晩スコピエで泊まることを考えたらそっちの方がずっと得だと思うけど」と強引にではなく、真摯に声を掛けてきてくれた彼としばらく話し、私もその方がいいかと思って約束していたのです。最初はいわゆる「ぼったくり」かと思ったのですが、話しているとそういう感じはせず、誠実そうな方だったのでこの際、賭けてみようかと(いつでも、誰でも簡単に信用しているわけではないんですよ、念のため)。
結果はたぶん、正解。汽車やバスの長旅のように疲れず、サショーさんといろんな話をしながら快適にハイウェイを一路ギリシャに向けてドライブできました。
サショーさんはなんと私と同じ1968年生まれ。しかも私より3カ月も若いことが分かってちょっとショック。奥さんは裁判所の仕事かなにかをされていて、18歳と12歳の息子がいるそう。普段は24時間働いているけれど(たぶんジョーク)、毎年、夏には1週間くらいバカンスを取って家族と旅行に行くそう。彼もマケドニア正教で、カトリックとの違いはクリスマスイブが12月24日じゃなくて、旧暦で祝うので来年の1月7日なのだそうです。
よく分かりませんが、やっぱりギリシャ正教もマケドニア正教もカトリックも違いは「little bit」なのでしょうか‥。
2時間半も走るともうそこはテッサロニケ。夕陽がとてもきれい。ホテルの前まで送ってくれたサショーさんとお別れをしました。
☆☆今日は、写真のアップロードが比較的スムーズだったので、いっぱい載せ過ぎてしまいましたね><
by hirotomo0301
| 2011-12-19 05:24