my very precious days ーHIROSUE TOMOKO

hirotomo26.exblog.jp ブログトップ

安息日前のひととき

 今日は金曜日。イスラエルではこの日の日没から翌日の日没までが安息日になります。ほとんどのお店は閉まり、ユダヤ教の人たちはシナゴーグでの礼拝に出掛けてから家族で食卓を囲むそう。そのため、お店の開いている間に、先月まだ訪ねていなかった街を見に出掛けてきました。
a0230008_050439.jpg
a0230008_0531771.jpg

 ここはエルサレムの新市街地。街の真ん中には大きなハヌキアが立ち、今日はハヌカ祭の4日目なので4本のライトがともされていました。狭い路地が張り巡らされた旧市街と違い、普通の白っぽい街並です。
 街歩きを楽しんだ後、向かったのはテルアビブに近い港街ヤッフォ(Jaffa)。紀元前18世紀にまで遡る古い街で、新約聖書の使徒行伝の第10章に出て来る「皮なめし職人シモン」の家だったとされる家もあります。この家に泊まっていたペテロのもとを、ローマ軍のコルネリウスの使者が訪ねて行ったことによって、キリスト教が異邦人へと広がっていったとされる、キリスト教にとって重要な意味を持つ土地でもあります。下の写真がそのシモンの家(とされるところ)。
a0230008_1135397.jpg

 ここヤッフォは地中海とテルアビブの街を見下ろす高台にあり、素晴らしい眺め。散歩するのには絶好の街でした。
a0230008_1192864.jpg

a0230008_1211228.jpg
上の写真は街のシアター。イスラエルではいま、こんな演劇が人気があるようです。
a0230008_1522238.jpg

 最近は12星座の街としても売り出しているようで、至るところに星座のモチーフが。ヤッフォを起点に伝道の旅に出たペテロを記念した聖ペテロ教会をバッグに、星座の前で願いを込めるという橋で記念写真を。12星座の泉の前には可愛い子どもたちがいました。
a0230008_202630.jpg

a0230008_225113.jpg
 街中にはイスラエルのアーティストの作品もいっぱい。下の写真は空からぶら下がるオレンジの木。みんなぶら下がって写真を撮っていました。
a0230008_275088.jpg

  海岸近くにはギリシャ神話に出て来る美女、アンドロメダが縛られていた岩々も。白い荒波がとてもきれいなイスラエルの海でした。
a0230008_233359.jpg
a0230008_237760.jpg

 ヤッフォの次は、復活したキリストが弟子の前に姿を現したエマオという場所へ。花々に囲まれたとても静かな丘で、トラピスト会の小さな教会も。この教会の名前はラトゥルンといい、ラテン語で「泥棒」という意味。「泥棒の教会」なんて変ですが、これはキリストと並んで十字架に付けられた泥棒の1人で、最後にキリストを信じ、一緒に天国に昇っていったとされる「良い泥棒」の住処がこの辺りにあったことから付けられているのだそうです。
a0230008_2442491.jpg

       ◇◇         ◇◇         ◇◇
 移動はずっと車で、道中、イスラエルらしい光景をたくさん目にしました。とっても変な形をした白いマンション群。道路の両側に鉄条網や壁が続くところも通りましたが、その向こうはパレスチナ自治区でイスラエル国籍のないアラブ人はこちら側に入ってくることはできません。写真は撮れませんでしたが、パレスチナナンバーの車をチェックする検問所もあり、銃を持ったイスラエル兵が監視の目を光らせていました。
a0230008_2522289.jpg
a0230008_2555462.jpg
a0230008_2541055.jpg

 きょう最後の写真は、「道路標識」ではなく、イスラエルならではの電光掲示板を。今週はきょうの午後4時24分から明日の午後5時22分までが安息日だとドライバーに知らせていました。
a0230008_258642.jpg

 明日はいよいよクリスマスイブです。人気ブログランキングへ

 
[PR]
by hirotomo0301 | 2011-12-24 03:07

21年間続けた一地方紙の記者の仕事から足を洗い、2カ月半の世界13カ国周遊1人旅から帰ってはや半年。過去の日々を振り返りつつ、次の一歩を模索していきます。


by hirotomo0301
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite