オルガンの祈り
このところの雨はやっぱり人を憂鬱にさせますね。
それでも今日はカトリックでいうところの「灰の水曜日」で、今年こそ仕事で忙しいわけでもないわけだし、4月の復活祭に向けて少しはキリスト教徒らしい暮らしをしようと決意している私は(今のところーー)正午からのミサにもちゃんと与り、神父さまから悔い改めの印となる灰をおでこのところにつけてもらってきました。
「灰の水曜日」から復活祭までの約40日は「四旬節」といって、キリストの受難を思い起こし、復活の喜びをかみしめるための準備をする期間です。この間はもちろん華美なことは避けて自らを律して節制に努め、いつも以上に祈りの日々を送らなければいけません。まあ気持ちの問題ですけどね。「灰の水曜日」と4月の聖金曜日は「大齋・小齋」にも当たり、この日は食事はちゃんとしたのは1回と、あと、肉は食べてはいけないということで、早速、今日もこれだけは守ろうと思っています(くどいようですが、今のところーー)。
そんな私が最近ちょっと挑戦中なのが‥‥オルガン。4月から教会でオルガン奏者が足りなくなることから、少しでも弾ける人は手伝って、ということで、下手の横好きの私は図々しくも手を挙げたのです。すごい昔、小さい頃、何回か、ミサの時にオルガンを担当したことがあったような‥。でも、パイプオルガンを弾く、しかも典礼に合わせて弾くというのは、それだけで大変難しく、少しばかりピアノやエレクトーンが弾けても駄目だなあということを実感しています。でも今更あとには引けないし‥。それに幸せなことになんと専属のオルガニストの先生が直接指導してくれるのです! 先日は、さらにその“先生の先生”で、昔、ずっと江ノ口教会におられたブラザーで私もすごくお世話になった名チェンバリストでもあるHさんにお会いしに高松まで足を延ばしてきました。
Hさんは、いまはフランスにある修道会に属しておられて、ヨーロッパの各地の教会でオルガニストとして活躍されている方。有名なモンサンミッシェルの教会や、私にとってなじみ深いルルドの教会でも弾かれたことがあるそうです。この日は、高松の桜町教会と番町教会の2つを回って、それぞれに立派で由緒あるパイプオルガンを演奏してくださいました。パイプオルガンにはバッハ以前に作られたものかどうかでもものすごい違いがあるそうですし、フランス製のものと、ドイツ製のものでも全く違うつくりになっているそうで、その奥深さは何㌻あっても書き切れないんじゃないでしょうか。その場で、そのパイプオルガンに合った即興演奏をしてくださるHさん。あらためて、小さいとき、私は、すごい人のオルガンを聞きながらミサに与ったのだなあと思いました。
デルちゃんのたっての願いで純和風に建築された我が江の口教会には、きっとそのころ、Hさんがいてくださったからでしょうが、「日本のオルガン」にも掲載されている素晴らしいパイプオルガンがあります。写真はいつでも撮れるので撮ってないですが、今日も「灰の水曜日」のミサの帰り、1人で寄って2時間余り弾いてきました。やっぱり家で電子ピアノを弾くのとは全然違う音色! まだまだほんとに下手なので、御聖堂の中にいらっしゃるイエズス様やマリア様、そしてデルちゃんにもさぞかし“お耳汚し“だったことでしょうが、思う存分弾くことができて気持ちよかったです^^
オルガニスト?デビューは3月11日の司教様の御ミサと決まっています。毎日お祈りする気持ちで練習を続けていきたいと思っています。
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それでも今日はカトリックでいうところの「灰の水曜日」で、今年こそ仕事で忙しいわけでもないわけだし、4月の復活祭に向けて少しはキリスト教徒らしい暮らしをしようと決意している私は(今のところーー)正午からのミサにもちゃんと与り、神父さまから悔い改めの印となる灰をおでこのところにつけてもらってきました。
「灰の水曜日」から復活祭までの約40日は「四旬節」といって、キリストの受難を思い起こし、復活の喜びをかみしめるための準備をする期間です。この間はもちろん華美なことは避けて自らを律して節制に努め、いつも以上に祈りの日々を送らなければいけません。まあ気持ちの問題ですけどね。「灰の水曜日」と4月の聖金曜日は「大齋・小齋」にも当たり、この日は食事はちゃんとしたのは1回と、あと、肉は食べてはいけないということで、早速、今日もこれだけは守ろうと思っています(くどいようですが、今のところーー)。
そんな私が最近ちょっと挑戦中なのが‥‥オルガン。4月から教会でオルガン奏者が足りなくなることから、少しでも弾ける人は手伝って、ということで、下手の横好きの私は図々しくも手を挙げたのです。すごい昔、小さい頃、何回か、ミサの時にオルガンを担当したことがあったような‥。でも、パイプオルガンを弾く、しかも典礼に合わせて弾くというのは、それだけで大変難しく、少しばかりピアノやエレクトーンが弾けても駄目だなあということを実感しています。でも今更あとには引けないし‥。それに幸せなことになんと専属のオルガニストの先生が直接指導してくれるのです! 先日は、さらにその“先生の先生”で、昔、ずっと江ノ口教会におられたブラザーで私もすごくお世話になった名チェンバリストでもあるHさんにお会いしに高松まで足を延ばしてきました。
Hさんは、いまはフランスにある修道会に属しておられて、ヨーロッパの各地の教会でオルガニストとして活躍されている方。有名なモンサンミッシェルの教会や、私にとってなじみ深いルルドの教会でも弾かれたことがあるそうです。この日は、高松の桜町教会と番町教会の2つを回って、それぞれに立派で由緒あるパイプオルガンを演奏してくださいました。パイプオルガンにはバッハ以前に作られたものかどうかでもものすごい違いがあるそうですし、フランス製のものと、ドイツ製のものでも全く違うつくりになっているそうで、その奥深さは何㌻あっても書き切れないんじゃないでしょうか。その場で、そのパイプオルガンに合った即興演奏をしてくださるHさん。あらためて、小さいとき、私は、すごい人のオルガンを聞きながらミサに与ったのだなあと思いました。
デルちゃんのたっての願いで純和風に建築された我が江の口教会には、きっとそのころ、Hさんがいてくださったからでしょうが、「日本のオルガン」にも掲載されている素晴らしいパイプオルガンがあります。写真はいつでも撮れるので撮ってないですが、今日も「灰の水曜日」のミサの帰り、1人で寄って2時間余り弾いてきました。やっぱり家で電子ピアノを弾くのとは全然違う音色! まだまだほんとに下手なので、御聖堂の中にいらっしゃるイエズス様やマリア様、そしてデルちゃんにもさぞかし“お耳汚し“だったことでしょうが、思う存分弾くことができて気持ちよかったです^^
オルガニスト?デビューは3月11日の司教様の御ミサと決まっています。毎日お祈りする気持ちで練習を続けていきたいと思っています。
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by hirotomo0301
| 2012-02-22 18:52