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ダライ・ラマ14世と科学者たち

 今回、今年5回目となる上京の最大の目的は、そう、龍馬財団の活動の一環?ともいえる「ダライ・ラマ法王と科学者との対話ー日本からの発信」を聴きにいくこと! この1週間というもの、琵琶湖のほとりを散策したり、下北沢や表参道歩きを楽しんだりと、遊んでばっかりでしたが、ホテルオークラ東京で開かれるこの会に1万2000円の会費をもちろん自腹で出して、参加して来ました。
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 ダライ・ラマ法王14世は、1989年にノーベル平和賞も受賞したとんでもなくすごいお方。宗派を問わずに理解を深め、世界の著名な科学者との対話を通じて世界平和に貢献していらっしゃいます。
 そのお顔を間近で見られるなんて、ほんとにすごいこと!! 遠くからでもご本人を写真に撮るのはさすがにできなかったので、ポスターをアップしますが、そのお顔は、どこにでもいる普通の日本のおじいちゃんみたい、と言っては失礼ですが、とっても優しい目をした穏やかそのものといった印象を受けました。
 法王のお話は流暢な英語。同時通訳の日本語をイヤホンで聞きます。それによると、法王は小さい頃から、科学や天文学や物理学に興味がおありだったそう。チベットにいた少年のころ、月の光が太陽よりも冷ややかな感じがするのを不思議に思い、満月の夜に双眼鏡で観察を続けたそう。そして、ある夜、2人の先生を呼び、「月の光は太陽から来ているんだよ」と言うと、2人は「そうだね」と納得していたと言います。その先生たちは「月には月自身の光がある」と信じていた人たちで、それを目で見て、そうではないんだと実感させた、というエピソードはすごく印象的。なんだか、その光景が目に浮かぶようでした。
 法王がいちばん言われたいことは、「科学は宗教を殺すものではない」ということ。
 チベット仏教では仏陀の教えも、釈迦の言葉さえも、文字通り受け取ってただただ信じるのでなく、まず疑いの心を持ち、質問し、自分で調べ、自分で納得する。そこから真の信仰が生まれると言われていました。その辺りは少し、カトリックとは違うのかな。でももちろん、宗教間の対話はいちばん大事なことで、法王も、カトリックの神父さんに親しい友人がいるんだが‥といったことも言われていました。
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 ↑↑会場のホテルオークラの大宴会場。もちろん満員御礼でした。
      ◇     ◇     ◇      ◇
  そして、私たちが楽しみにしていたのが、我らが龍馬財団の一員で、一緒に台湾にも行った、静岡理工科大学教授で、ノースカロライナ州立大学の併任教授でもある志村史夫先生と法王との対談!!  志村先生は、半導体材料が専門で応用物理学の権威‥ということですが、そんなこと感じさせない、ほのぼのとしたお人柄で、土佐とお酒が大好きなとっても面白い方です。
 そんな志村先生は、法王と私たちに、「10の−23乗もの分子で成り立っている原子だが、実はそのほとんどが空っぽである」という原子構造を説明。その構造を考えたとき、仏教の「色即是空」そのものだと思わざるを得ないと言われていました。さらに、「われわれが生きているのではなく生かされている=佛理学(Buddhi-physics)」という考え方に到達されたと先生らしく締めくくられ、会場を沸かせていました。
 先生のお話には法王も興奮されて、流暢な英語に時々チベット語が混じり始めて、同時通訳される方も大変なご様子に。なんでも、通訳の方は高知出身の方らしいですが、すさまじい才能だなあとただただ圧倒されました。
 
 会場には、もちろん、龍馬財団代表理事の森健志郎館長も。前夜の最終の飛行機で帰って、この日はこの後すぐ4時の飛行機で帰るという超多忙なスケジュールで、ずっと遊んでいた私は申し訳ないような‥‥。
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↑館長(左)と志村先生(右)↓
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 館長は、志村先生が話されているときも、私を横からつっついて、「ほら、ほら。ちゃんとつけちゅうぜよ!」と。いちばんそれを喜んでいる様子。何かというと、もちろん、胸元に光る、青と赤の龍馬財団のバッジ! 私はといえば、もちろんすっかり忘れていて、ほんとにかえすがえすもすみませんです;;
 ダライ・ラマ法王が志村先生のバッジに目を留めてくださって、財団の一員になってくだされば、いうことないんですけどね^^
 それにしても、なんと貴重で贅沢なひとときを過ごさせていただいたことか。今年は、李登輝さんにもお会いし、そしてダライ・ラマ法王を間近で見てお話を聴き‥と世界の偉人に続けてお会いでき、ほんとに幸運だったと思います。

      ◇       ◇       ◇        ◇
 対談を聴き終えた後は、財団のメンバーのみんなと新橋のちょっと妖しいビル?でランチ。新しく会員になってくださった陰陽師の方に手相を見ていただき、館長は、我が道をゆく強い生命線を持っていることがあらためて明らかになりました!!
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 私はと言えば、一言で言うと、優柔不断で常に悩んでいるとか‥。
優柔不断では決してないと思うんですが、常に悩んでいるというのは確かに‥と納得した次第です。
ではでは。
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by hirotomo0301 | 2012-11-08 09:52

21年間続けた一地方紙の記者の仕事から足を洗い、2カ月半の世界13カ国周遊1人旅から帰ってはや半年。過去の日々を振り返りつつ、次の一歩を模索していきます。


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