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White Cristmas in 北海道〜イブの夜 小樽のミサ〜

 ニセコ駅で2時間待ちをするはめになり、やっと乗った汽車は鈍行。早く札幌へ、と思う気持ちがはやるばかりの中、雪原をゆうゆうと走ります。
 そして、やっと札幌へと乗り換える小樽に着いたときは、午後6時過ぎ。駅員さんに、札幌への到着時間を聞くと、7時は軽く過ぎるということで、7時に始まる教会のミサに行くのは、どう考えても、ああ無理や‥‥という状態に;;
 しかし、そこは切り替えの早い私。途中下車する予定のなかった小樽で急遽、どこかカトリック教会を探そう!と思い立ちました。
 と言っても、札幌のカテドラルに行くつもりで、小樽の教会についてはぜんぜん調べてもいなかったので、いわゆる「ガラケー」のネット検索で急いで調べたところ、富岡町1丁目というところに古い教会があることが分かりました。もっともこのとき現金が底をつき、どこかATMでおろさないとタクシーにもうかうか乗れず。とりあえずコンビニの銀行ATMを探し当てたのですが、そこのATMでは四銀のカードは使えず、ハァー;;と泣きそうに。しかたなく、コンビニのお姉さんに「富岡町1丁目ってどこですか?」と聞くと、なんとそこも富岡町だというじゃありませんか。で、「ここを右に曲がって歩いて行けばたぶん教会があると思う。タクシーに乗る距離じゃない」と。やったぁ〜!!それならミサに間に合うかも、と大急ぎで教えてもらった方角へと歩きました。
 すると‥いくつか別の教会もあったのですが、10分くらい歩いたところにその教会はありました!!雪の中にライトアップされて、なんてきれい☆☆
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 カトリック富岡教会。小樽におけるカトリックの布教は明治15年に始まり、最初の教会堂は明治24年に別のところに建てられたようですが、同29年の火災で消失。現聖堂は昭和3年に、長崎の大浦天主堂を模して建てられたドイツ・ゴシック様式の建物で、小樽市の歴史的建造物にも指定されている素晴らしい教会だったんです!!
 残念ながらミサは6時からで既にお説教のところまで終わっていましたが、玄関をそっと開け、2階にあるお御堂へと静かに入っていきました。そこからはなぜだか涙が流れて止まらず‥。この1年のいろんなことが頭によみがえってきて、素敵過ぎる空間、暖かい雰囲気が伝わってくる御ミサに感動し、また今年も神さまに、まわりのいろんな人たちに助けられたことに、深く感謝せざるをえず、自然に涙が出たんだと思います。
 函館の教会もとっても素敵でしたが、中の写真撮影は駄目だったのに対して、ここ富岡教会の方は快く「どこを撮ってもいいよ」と言ってくださいました。飴色をした階段や扉、可愛過ぎる窓の色ガラス、アンティークな雰囲気満点の内部はこんな感じです。
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 もちろん、本当に、教会は外観ではないですが、2012年のクリスマスイブ、札幌ではなく、この小樽の富岡教会の御ミサに与れたことは、神さまのお導きだったと思います。昨年は本場のベツレヘムで、そして今年は雪の小樽で。希望と喜びに包まれ、気持ちを新たにできたことは特別なお恵みでした。
 富岡教会のマリア様とイエズス様はとってもお優しく、美しかったのも心に強く残りました。
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 そして、富岡教会のプレゼピオ(馬小屋)はとっても素朴。救い主が、貧しい馬屋でお生まれになったことの意味をしみじみと考えさせられるような気持ちになりました。
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 お説教には間に合わなかったけど、いただいた教会報に載っていたアイルランド人の神父さまのお言葉には「クリスマスツリーの上の星は、ダビデの星であって、主の希望、喜びと平和の光をみなに照らされるように、という意味が込められている」「相手を共に大切にしているか、無視しているか、どれほどありのままを受け入れて生きているか」「『もっとも小さいものの1人にしたことは私にしたことです』と言われたイエズスさまの言葉を忘れてはいけない」などと書かれてあり、これもまた胸を打つものがありました。
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 本当に、この日、この夜、この教会に来られて良かったーーその思いをかみしめながら、ミサを終え、家路につく人々とともに、教会を後にしました。人気ブログランキングへ ←←またまたポチッとお願いします^^
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by hirotomo0301 | 2012-12-28 09:05

21年間続けた一地方紙の記者の仕事から足を洗い、2カ月半の世界13カ国周遊1人旅から帰ってはや半年。過去の日々を振り返りつつ、次の一歩を模索していきます。


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