my very precious days ーHIROSUE TOMOKO

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祝86歳!!桂浜 春の宴

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 遠く目をこらせば、春の霞の向こうに、南国土佐の東の果て、室戸岬までも見えそうーー。
昨日の日曜日、こんな景色を眺めながら、娘と一緒にお昼の会食を楽しんできました♡♡
場所は、龍馬記念館お隣の「桂浜荘」。来月、大学進学のために上京する娘が、その前に、中学時代、とてもお世話になったM先生にご挨拶に行こうとしたところ、先生が、どうせなら、桂浜荘で誕生会をやることになっているから、Sちゃん(娘)とお母さんもそれに参加してくれたら‥と言われ、お言葉に甘えて、メンバーに入れてもらったんです。
 誰のお誕生日会かというと‥、先生の伯母さまとそのお友達2人の。なんなんと3人はそろって大正15年春生まれの満86歳!!で、そのハッピーバースデーを、桂浜荘のお部屋を借り切って、絶景を眺めながら、龍馬鶏定食に舌鼓を打ち、お風呂にもつかってお祝いしようという企画だったのです。
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上の写真、ちょっと(かなり?)ぴんぼけで申し訳ないですが、3人そろって元気はつらつの258歳!! 先生の伯母さま、増井はつ子さんは、一番右端の黒いお帽子をかぶった方。真ん中がこの日がちょうど誕生日の岩神文(ふみ)子さん、左端が斉藤成(しげ)子さんの仲良し3人組です^^
 
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 噂の龍馬鶏定食はこれ↓↓ 鶏のすき焼きを生卵につけて食べるのがとっても美味。茶碗蒸しもgoodでした!
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 そして、増井はつ子さんと、その姪っ子で、うちの娘の恩師の松田美津子先生は、和歌の名手。美津子先生は、なんと、今年1月に京都の西本願寺で行われた親鸞の遺徳をしのぶ50年に一度の大法要で、和歌を詠み上げるお一人に選ばれたそうで、まずはその時の映像をみんなで鑑賞しました。平安朝の宮中装束に身を包まれてしずしずと歩く姿はあっぱれ! 普段は中学校の保健室で教室に入れない子どもたちに優しく対応してくださっている先生は、ほんっとにすごい方なんです。
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 和歌のほかにも先生はたくさんの趣味を持っておられて二胡もその一つ。この日も大切な楽器を持ってこられていて、「早春賦」や「浜千鳥」「朧月夜」などのみんなが歌えるどこか懐かしく今の季節にぴったりな歌の伴奏をしてくださり、私も娘も癒されました♪♪
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 そして、皆さまは娘の門出もとても喜んでくださり、その場ですらすら‥と和歌を詠まれるはつ子伯母さまは、娘のために早速一句書いてくださいました。

     桃の花  ほほ笑むごとき
     島崎の姫は
     東都の大学の
     花
            
          冷泉家和歌会
                        増井はつこ

 うちの娘にはもったいないような、とってもいい句でしょう。上京を前に、髪の毛をちょっとお洒落にカラーした娘を「桃の花」にたとえてくれ、「島崎の姫」とまで。島崎というのは名字だけでなく、窓の外の海の向こうに遠く広がっている大山岬や室戸岬の「岬」を「崎」という言葉に引っ掛けているのだそうです。東京を「東都」というのもさすが‥。思わぬプレゼントにシャイな娘も喜んで「家宝にします」と言っていました。
 
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 昼食の後は、入りたい方だけ見晴らし最高のお風呂にいったり(私たちは今後の参考に景色だけ見に行きました^^)、文子さんが持ってきてくれていた「ひさご」という縁起物のひょうたんを「お金持ちになりますように」と、みんなが1人ずつ持って写真を撮ったり。
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 ↑↑「はちきん湯」からの眺めです^^
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 「今日はいままでで最高の誕生日じゃったねえ」と喜ぶ86歳のお三方のお話は、聞いているだけで面白くて娘も私も知らず知らず笑顔に。普段、あまり接する機会のない年代の方々との思いがけない会食は、上京前の娘にとって忘れられない想い出になったと思います。
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 最後は一人一人が龍馬記念館前の龍馬さんとシェイクハンドし、大ファンという館長に見送られて上機嫌で帰ってゆかれた伯母さまたち。龍馬さんも86歳の若者に驚き、祝福してくれているようでした☆☆
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 はつ子伯母さまは、偶然にも誕生日が伯母さまと同じ3月1日の不肖私のためにも和歌を詠んでくださりましたので、最後にその一句を。

   辰年の弥生一日
   共祝ひ
   桂浜荘
   東を
   望む
    

  あんまり待ち遠しくもありませんが、誕生日ももうすぐ。私の倍生きている伯母さまたちにみならって、毎日を元気に過ごしていけますようにーー。
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by hirotomo0301 | 2012-02-27 21:38

オルガンの祈り

  このところの雨はやっぱり人を憂鬱にさせますね。
 それでも今日はカトリックでいうところの「灰の水曜日」で、今年こそ仕事で忙しいわけでもないわけだし、4月の復活祭に向けて少しはキリスト教徒らしい暮らしをしようと決意している私は(今のところーー)正午からのミサにもちゃんと与り、神父さまから悔い改めの印となる灰をおでこのところにつけてもらってきました。
 「灰の水曜日」から復活祭までの約40日は「四旬節」といって、キリストの受難を思い起こし、復活の喜びをかみしめるための準備をする期間です。この間はもちろん華美なことは避けて自らを律して節制に努め、いつも以上に祈りの日々を送らなければいけません。まあ気持ちの問題ですけどね。「灰の水曜日」と4月の聖金曜日は「大齋・小齋」にも当たり、この日は食事はちゃんとしたのは1回と、あと、肉は食べてはいけないということで、早速、今日もこれだけは守ろうと思っています(くどいようですが、今のところーー)。
 そんな私が最近ちょっと挑戦中なのが‥‥オルガン。4月から教会でオルガン奏者が足りなくなることから、少しでも弾ける人は手伝って、ということで、下手の横好きの私は図々しくも手を挙げたのです。すごい昔、小さい頃、何回か、ミサの時にオルガンを担当したことがあったような‥。でも、パイプオルガンを弾く、しかも典礼に合わせて弾くというのは、それだけで大変難しく、少しばかりピアノやエレクトーンが弾けても駄目だなあということを実感しています。でも今更あとには引けないし‥。それに幸せなことになんと専属のオルガニストの先生が直接指導してくれるのです! 先日は、さらにその“先生の先生”で、昔、ずっと江ノ口教会におられたブラザーで私もすごくお世話になった名チェンバリストでもあるHさんにお会いしに高松まで足を延ばしてきました。
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 Hさんは、いまはフランスにある修道会に属しておられて、ヨーロッパの各地の教会でオルガニストとして活躍されている方。有名なモンサンミッシェルの教会や、私にとってなじみ深いルルドの教会でも弾かれたことがあるそうです。この日は、高松の桜町教会と番町教会の2つを回って、それぞれに立派で由緒あるパイプオルガンを演奏してくださいました。パイプオルガンにはバッハ以前に作られたものかどうかでもものすごい違いがあるそうですし、フランス製のものと、ドイツ製のものでも全く違うつくりになっているそうで、その奥深さは何㌻あっても書き切れないんじゃないでしょうか。その場で、そのパイプオルガンに合った即興演奏をしてくださるHさん。あらためて、小さいとき、私は、すごい人のオルガンを聞きながらミサに与ったのだなあと思いました。
 
 デルちゃんのたっての願いで純和風に建築された我が江の口教会には、きっとそのころ、Hさんがいてくださったからでしょうが、「日本のオルガン」にも掲載されている素晴らしいパイプオルガンがあります。写真はいつでも撮れるので撮ってないですが、今日も「灰の水曜日」のミサの帰り、1人で寄って2時間余り弾いてきました。やっぱり家で電子ピアノを弾くのとは全然違う音色! まだまだほんとに下手なので、御聖堂の中にいらっしゃるイエズス様やマリア様、そしてデルちゃんにもさぞかし“お耳汚し“だったことでしょうが、思う存分弾くことができて気持ちよかったです^^
 オルガニスト?デビューは3月11日の司教様の御ミサと決まっています。毎日お祈りする気持ちで練習を続けていきたいと思っています。
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by hirotomo0301 | 2012-02-22 18:52

このごろのこと‥

 きょう、久々にこのブログを開けてみたら、ちょびさんの「日常のことも書いてください」という新しいコメントが‥。ほんとにしばらく、なんだか見るのが怖くなって見ていなかったので、随分前にコメントしてくれたのかもしれませんが、そのお言葉に励まされて、またちょっと書いてみようか‥と思います。最近、facebookに短いのは時々載せたりしているけど、やっぱりたまにはブログも書かないと、私らしい文章を書く意欲が鈍りますね。
 旅行から帰ってはや2カ月。あっという間に過ぎるだろうと、そして、たぶん、いろいろな現実を突きつけられ、きっとなかなか何もする気になれない鬱々とした気分が続くだろう‥と予想はしていたのですが、ここまでその通りになるとは‥。今の私にとって、非日常から日常に急速に帰るということはまだまだ気持ちが追いついていけないことなのだと実感しています。
 そんな毎日の中で、最近あった最も大きなイベントは‥そう、娘の高校の卒業式です!! 
思えば中学校からの6年間は彼女にとって「学校」という場所とどうやって折り合いを付けるか、の葛藤の日々。そのことでいちばん苦しんだのは彼女でしょうが、親の私にとっても祖父母にとっても、どんな青空の日にもそこだけは覆いかぶさっているグレーの雲のように、常につきまとって、心から笑える日はありませんでした。でもやっと、とうとう、そんな日々も過ぎ去るときが来たのです。こればっかりはやっぱり嬉しくて、母と二人、カウントダウンしてその日を迎えました。
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 思えば3年前、中学校へはほぼ不登校で県立高校の受験もできなかった娘に救いの手を差しのべてくれたのがここS女子高。高知県内では唯一のキリスト教(プロテスタント)の学校で、毎朝、礼拝に始まり、授業でも聖書は必修。この日の卒業式も、早春のすがすがしいチャペルで厳かに聖書の一節が読まれ、やわらかなパイプオルガンの音色に包まれて、たった25人と少ない卒業生の門出を厳かに祝う、爽やかで感動的なものでした。卒業が近づいてもなお気持ちが定まらず、前日も学校を休んだ娘でしたが、この日はなんとか無事出席。最後の最後にちゃんと壇上に上がって卒業証書を受け取り、一つの区切りがきちんとつけられたことは、彼女にとってほんとに良かったと思います。
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 でも、この朝、私がいちばん感動したのは、会場に懐かしい顔を見つけたこと!どっかで見たことがある、と思えば、娘が中3の時の担任のM先生だったのです。いまも同じ中学で、高校受験の直前なのに、休みを返上して、教え子の門出に駆けつけてくれた先生ーー。こんな先生がいるなんて、高知の公立中学校も捨てたもんではないです! そういえば、中学校の卒業式の日はなんとか学校には行ったけど、体育館の壇上に上がれないのはもちろん、教室にも入れず別室で卒業証書を受け取ったよねえ‥という話を懐かしくしました。M先生ありがとう。そして、今までさんざんご心配をお掛けしながら、それでも見捨てることなく、私たち母娘につきあってくださった小学校、中学校、そして高校の先生方、本当にありがとうございました。この学校時代の経験を、娘がこれからの生活の糧とし、決して自暴自棄になることなく未来を切り拓いていってほしい、と母は切に祈っています。
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by hirotomo0301 | 2012-02-19 21:27

21年間続けた一地方紙の記者の仕事から足を洗い、2カ月半の世界13カ国周遊1人旅から帰ってはや半年。過去の日々を振り返りつつ、次の一歩を模索していきます。


by hirotomo0301
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