my very precious days ーHIROSUE TOMOKO

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おめでとう、かぁくん♡

 
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 色とりどりの風船にお花がいっぱい飾り付けられた体育館。在校生や教職員らの拍手で迎えられ、1人の男の子が、先生と一緒にゆっくりと入場してきます。
 この日は高知県立盲学校小学部の卒業式。主役はたった1人の卒業生、福山和樹君=かぁ君です。
生まれたときから全盲で、目が見えないだけでなく、ほかにもたくさんの障害のある、かぁ君。今まで何回もの手術を乗り越えながら、6年間頑張って盲学校に通い、ついにこの日を迎えたのです。
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 かぁ君の傍にそっと寄り添っているのは、長崎麻先生。5年生の時から、雨の日も風の日もいつも2人3脚で頑張ってきました。私とかぁ君の出会いもその頃から。かぁ君と麻先生が一つ一つ一生懸命に手作りした点字新聞のポチ袋を地域の人たちに配って歩くのを取材して新聞記事に書かせてもらったり、かぁ君が慣れない白杖を頼りに、どんな道でも一歩一歩ゆっくりと確実に歩いていけるように練習をするのに一緒について回ったり。かぁ君は会うたびにどんどん成長して、歩くのも上手になり、高知城の石段もいつのまにか1人で上り下りできるようになっていました。それでも、時々は、「あっ!危ない」と思って、つい手を貸しそうになってしまう私と違って、麻先生は、かぁ君が少々よろけたぐらいでは心を鬼にして手を貸しません。かぁ君が人に頼らず何でも1人でやれるよう、いつでもすぐ傍にいて、静かに見守る先生。そこには、先生ならではのかぁ君への深い愛情があって、がっちりとつながった2人の絆を、いつもちょっぴり羨ましいような気持ちで見ていました。
 修学旅行ではなんと、金比羅さんの785段の石段を1人で上り切ったそう。先生との毎日の訓練の賜物ですが、それにしてもすごい努力に頭が下がります。かぁ君、本当によく頑張ったね。
 卒業式では、校長先生も、かぁ君の持ち前の意欲と頑張りをいっぱいほめていました。ギターの弾き語りが得意なお父さんの影響で大の歌好きのかぁ君は、新聞でも何回か紹介されたこともあって、街で出会ういろんな人から「かぁ君、かぁ君」と呼ばれる地域に愛される存在に。そのかぁ君の小学校卒業を校長先生はじめ学校全体で祝福しているのが伝わってきました。かぁ君はほんとうに会う人みんなを幸せ〜な気持ちにする力を持っているんです。
 
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 先生と一緒に校長先生の前に進み、しっかりと卒業証書を受け取ったかぁ君。その凛々しい姿に、保護者席のお母さんの目も涙でうるうる。お仕事で出席できなかったお父さんの代わり?に、私もなぜかちゃっかり保護者席に座らせてもらうことができ、なんだかほんとに家族の1人のような気がして、とっても感動しました。卒業式ってほんとうに胸が切なくなりますね。
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 在校生たちとかぁ君がBGMに乗せて想い出を掛け合いのように話す「旅立ちのことば」では、最後に、かぁ君が、小さな声だったけど、ちゃあんと「ありがとうございました」と言うのを、しっかりと聞くことができました。
 ♪たとえば君が傷ついて くじけそうになったときは かならず僕がそばにいて ささえてあげるよ その肩を♪
 最後にみんなで歌ったビリーブの歌。一緒に歌おうとしたけど、涙で歌えませんでした。かぁ君はこれからもみんなに支えられて、そして自分の力でしっかりと未来に向かって歩んでいけると思います。お父さん、お母さん、ほんとにもう安心ですよ。
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 4月からは中学生。それを機に、自立へ向けて週に4日は寮生活を送ることになるかぁ君。これからもみんなの愛情に包まれて、毎日少しずつ、かぁ君のペースで成長していってね。いつまでも応援しています♡
 最後に、先月、大の福山ファンで、「高知の福山」を自認する、かぁ君のお父さんが開いたファミリーコンサートの様子を。かぁ君パパ、またたまには素敵な歌声を聞かせてくださいね〜♪♪
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by hirotomo0301 | 2012-03-18 21:08

広島へゴトゴト母娘旅

 いよいよ2週間後には故郷、高知を離れ、東京へと巣立っていくわが娘。彼女が数年前からはまっているアーティストが、中田裕二さんという人。私は全然知らないんですが‥。とにかく、娘にとっては唯一の?あこがれの人らしく、その中田さんのライブが今回は広島であるというので、母娘で行ってきました。
 車でも行けないこともないけれど、たまには汽車の旅も良かろうと、岡山までは特急「南風」で。そこから広島までも、新幹線はびっくりするほど高かったので、在来線でごとごとと、まさに行き当たりばったりの旅に!
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 最初、岡山から飛び乗った電車は広島の三原止まり。次の電車まで30分はあったので、少しホームに下りてみました。すると、あちこちに蛸の看板が! ちょっと寄ってみたいなあとは思いましたが、ライブに遅れてはもともこもないので、今度こそ広島目指して次の電車に。途中、「こうち〜、こうち〜」っていう呼び声に目が覚め、外を見ると、広島なのになぜかこうち駅があったりもしました。
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 そんなこんなで、朝11時に高知を出て、広島に着いたのは午後6時ごろ。6時半からのライブの開場にぎりぎりで、もう一つ後の便にしてたら、何のためにきたやらわからない状態になってしまうところでした。間に合って良かった!!
 
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 ライブ会場は、広島並木ジャンクション! そういえば、ここ数年前にも来たことあります。そのころはまだ娘の大好きな中田さんは、椿屋四重奏というバンドのボーカル?で、娘はそのころから学校も行っていないくせに、その追っかけをしていたのです。そして、言われるままに連れて行ってあげていた私‥。そんなことで喜んでもらえるなら、彼女がハッピーになるなら、お安い御用と思ってしまうんですね。
 残念な事に、その椿屋四重奏は解散してしまったらしく、でも、中田さんはソロ活動を始めたので、娘はまた元気を取り戻しておっかけに励んでいるんです。ちなみに中田さんはこーんな人らしいです。↓↓
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 私は今のところ、中田さんのファンではとりたててありませんが、娘がこの前の私の誕生日にCDをプレゼントしてくれたので、頑張って聴いてみようかなぁと思っているところです♡
 ライブが終わるのを待って、娘と2人、広島焼き&鉄板焼きの店へ。広島焼きが出て来るまでの間、白キモの塩焼き、ホルモンの塩炒め、牡蠣のバター焼き‥といただいて、2人ともほろ酔い加減に(娘はもちろんジンジャーエール、私はチューハイです)。
 
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 思えば、娘とは小さい時から、2人だけでいろいろ行ったなあ‥。まだ4歳ぐらいのころ足摺まで行った時は、足摺テルメを目前にして、青い顔の娘が「もう我慢できん」と言ってぎょうぎょう吐いたり。鯨ウォッチングに行っていけどもいけども鯨もイルカも一匹も見えない太平洋の真ん中で、「ここって、これでもおらんくの海って言えるの?」って私が泣きそうになったり。遠いところでは、真冬の韓国で北朝鮮がすぐ近くに見える38度線のところまで行って、身も心も凍り付きそうになったり。いつだったか、「お母さんと2人で今までいろんなところに行ったけど、一回も楽しかったと思うたことはないき。お母さんのストレスに付き合わされただけ」と言われたときはかなり落ち込んだものですが;;‥。
 この日、中田さんTシャツを着た娘は上機嫌で、「これでもう母娘の2人旅は最後かもしれんね」と私が言うと、「そんなことないって。私がいつかお金稼いでお母さんをどこでも連れて行っちゃおき。世界一周しようや」と嬉しいことを言ってくれました。ちょっとうるうる;;
 やっとお好み焼きが来た時には既に満腹で、あんまり美味しいとは感じなかったけど、2人で乾杯〜!! たまには広島の夜もいいものです。
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 翌日はまた在来線で岡山へ。瀬戸大橋を通り、大歩危小歩危を抜け、後免まで来たらもうすぐ。汽車の中はあったかくてほとんど熟睡。行きと同じく6時間はかかったけれど、あっという間に高知に帰り着きました。
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 これが本当に娘との最後の2人旅じゃありませんように〜。東京へは22日に行きます。
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by hirotomo0301 | 2012-03-10 00:59

21年間続けた一地方紙の記者の仕事から足を洗い、2カ月半の世界13カ国周遊1人旅から帰ってはや半年。過去の日々を振り返りつつ、次の一歩を模索していきます。


by hirotomo0301
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